【ウェスティン都ホテル京都】の村野藤吾の名作ホテル特別案内に参加しました。

もちろん、団体ツアーなので流れるようにしか見られないのですが、

一生泊まる事は出来ないであろうお部屋が見れて良かったです。

1室は映画【国宝】の撮影で使用された「村野スイート」村野さんデザインの家具や照明が今でも配置されており、

天井と壁のコーナーがアールになっており、壁のクロスも柔らかさを出すために

このアール部分以外は直貼りを許さなかったと解説して頂きました。

この包まれるような、柔らかいと感じる空間はそういう積み重ねで出来ているのだと実感しました。

 

もう1室は、数寄屋風別館「佳水園」の村野さんのオリジナルが最も残っているという【月7】のお部屋。

100㎡の広さがあり、お庭もキレイに見え、個人的にはこの書き物が出来る小さなスペースがとても居心地が良さそう。

他にも障子の柄に合わせて引手のデザインが違っていたりと細やかで詩的なデザインが施されています。

良いお部屋なので、それなりのお値段がしますが・・・

いつか泊まってゆっくり過ごしてみたいと思わずにはいられませんでした。