イッタラ・アラビアセンターの帰りに寄った、ユハ・レイヴィスカ の 【ヴァリラ図書館】

ミュールマキ教会を見た後だったので、もっと生活に寄り添った印象を受けました。

木造という事もあるけれど、想像していたより低層で、外観からは図書館と思わず一度通り過ぎてしまった。

  

構造は複雑で、素材や天井高さの違いで空間を緩やかに仕切っているよう。

天井の高いエントランスからロビーにかけては、ユハ・レイヴィスカ の建築と分かるペンダント照明が吊ってあるけど、

PCコーナーや本棚スペースは蛍光灯、中庭側の天井が低いキッズスペースはダウンライトと、

実用的な器具が選定されている事にとても好感と親しみを感じました。

  

1986年の建築ですが、用途や気分によって好みのスペースを選べるという、

現代でも人の居心地の良さの心理などは変わらないのだな。。。と実感できた建築でした。

  

(図書館と併設してディケアセンターも併設されているようなのですが、図書館のみ見学。)

2025Helsinki&Barcelona_2025.06.03